こんにちは。
今日は二十四節気の17番目にあたる寒露のご紹介です。
(二十四節気七十二候とは?)
☆二十四節気 <寒露>
寒露(かんろ)とは、夜が長くなり露が冷たく感じられてくるころのこと
空気が澄み、夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月がみられます。
◯寒露の期間
10月8日頃(2015年は10月8日)から霜降(2015年は10月22日)までの期間。秋分から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく寒露期間の候をご紹介します!
◯初候・・・鴻雁来る(こうがんきたる)10/8〜10/13頃
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。
雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。
毎年、初めて訪れる雁を、初雁(はつかり)といいます。
◯次候・・・菊花開く(きくのはなひらく)10/14〜10/18頃
菊の花が咲きはじめるころ。
各地で菊の展示や菊まつり、品評会が行われます
菊は初め薬草として、奈良時代に中国から伝わったとか。
◯末候・・・蟋蟀戸に在り(きりぎりすとにあり)10/19〜10/23頃
きりぎりすが戸口で鳴くころ。
山野に出かけて虫の声を楽しむことを、虫聞き(むしきき)と言いいます。
☆寒露の旬の行事
十三夜(じゅうさんや)
みなさん、”十五夜"はご存知と思いますが、”十三夜”があるのもご存知でしたか??
十五夜は中国から伝わったものですが、"十三夜"は十五夜が伝わる前から存在した日本古来のお月見の日。
では十三夜とはいつなのでしょう?
<いつ?>
十五夜(中秋の名月<旧暦8月15日>)から約1ヶ月後に巡ってくる十三夜は、旧暦9月13日のお月見のことで、その年によって日づけが変わりますが
今年2015年は10月25日にあたります。
十三夜は、中秋の名月の後なので「後(のち)の月」とも言われます。
また、十五夜が「芋名月(いもめいげつ)」といわれるのに対し、
十三夜には栗や枝豆を供えることから「豆名月(まめめいげつ)」「豆名月(まめめいげつ)」とも呼ばれます
十三夜は、十五夜に次いで美しい月(満月)だといわれ、昔から大切にされてきました。
十五夜だけ月見をして十三夜の月見をしないのは「片月見」といい、縁起がよろしくないそうです!!
今年、9月27日に十五夜のお月見した人は、10月25日も十三夜のお月見をしましょう!
お供えするものは十五夜と同じように、
◯お団子(十三夜なので13個)
◯季節の果物や野菜
◯ススキ(秋の七草でもOK)
と、こんな感じで良さそうですよ!
晴れるといいですね☆
☆旬の食べ物
きのこ類がたくさん食べごろです。
えのきや椎茸、松茸、しめじ、なめこ、舞茸などなど、天然のきのこ料理がこれでもかというくらい楽しめます。きのこご飯や炒め物、鍋もいいですね〜。
野菜だと、
かぼちゃやさつまいも、里芋、人参、栗など
魚介は、
鯖、いくら、ししゃも、はたはた、鮭など
果実は
柿、ざくろなどでしょうか!
きっとまだまだいっぱいありますね。。。
☆旬の草花
”ななかまど”
山で見かけることも、北国の街路樹として見かけることもある、ななかまど。
初夏に枝先に白い小花をさかせ、秋には紅葉し真っ赤な赤い実が房になって実ります。
7度”かまど”に入れても燃え残るほど燃えにくい木の例えから
「ななかまど」の名がついたとか。
ななかまどの他にも、もちろん菊やダリアなども旬を迎えています!
お花屋さんでは紅葉した枝ものや、秋らしいオレンジや暖色系のお花も多く見られますよ。
息抜きに、眺めるだけでも全然オッケーなので、お気軽にお花に癒されに来て下さいね〜
今日はここまでで
次回は二十四節気の18番目にあたる、『霜降』のご紹介です
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秋はバラの季節。
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