こんにちは。
今回のギリシャ神話はランのお話です。
蘭といえば、胡蝶蘭やシンビジューム、デンファレ、カトレアなどなどたくさんの種類があります。
蘭は主に熱帯地域に咲くお花で、元気で華やかな印象がありますが、種類や色のバリエーションも多く様々なシーンに合わせて飾られる大変人気のあるお花です。
種類によっては、お花屋さんで年中見かけることができます。
ではでは一緒にギリシャ神話、ランの勉強をしていきましょう!!
ギリシャ神話でランはサテュロス と ニンフの息子・オルキスという精霊の生まれ変わりとされています。
オルキスは父親に似て女好きでお酒が大好きで、酒に酔ってはニンフを追いかけまわし、(え!?自分の母親ですけど!)周りにも迷惑がられていました。
そんな折、酒の神ディオニュソスの祝祭日のことでした。
いつものようにお酒を飲みすぎて酔っ払っていたオルキスは女司祭に手をだそうとしたのでした。
もちろんそれを見ていた周りの神々が止めに入ったので女司祭は無事でしたが カンカンに怒った神々は罰としてオルキスをバラバラにして殺してしまったのです。
どんな息子でも自分の子どもはもちろんかわいいもので、オルキスの父サテュロスは息子を救ってもらえるよう天の神々に祈りました。
すると、バラバラの死体が奇妙な形の花に変わりました。
このオルキスが姿を変えたのがランの花になったという事です。
またそれゆえ、この花の根を食べると彼のように淫乱で、粗暴な性格になると伝えられていたようで
そのためか、昔から強壮剤として使われ重宝されたといいます。
最終的にオルキスは美しい姿になって人々を癒し、また↑こうやって人の役に立てているようです。。
ギリシャ神話のランの生い立ちもなんとも面白い、ハチャメチャなお話でした(笑)
ちなみにランの名前の由来を調べてみたら面白かった?のでこれも紹介します。。
ランの英語名「Orchid(オーキッド)」は、ギリシャ語で睾丸を意味する「orchis」が語源となり、ランの塊茎(地中にある茎の一部が養分を蓄え肥大したもの)が睾丸に似ていることに由来しているそうなんです。
ちょっとビックリしました。。
ここまで少し派手?なお話だったので、
気をとりなおして今度はランの中でもランを代表する、女王様的存在の胡蝶蘭を紹介したいと思います
胡蝶蘭は皆さんご存知だと思いますが、一本の茎に左右交互にたくさんのお花つけた、とても高価で大変豪華なお花ですよね!
代表的なものだと、色は白とピンクでしょうか。
胡蝶蘭は学名を「Phalaenopsis aphroditeーファレノプシス アフロディーテ」といいます
ファノレプシスはギリシャ語で”phalaina”(蛾)と”opsis”(ような)を組み合わせた名前で「蛾のような」の意味になります
日本語では蝶が舞っているように見える事からその名の通り、「胡蝶蘭」という名前になったようです。
そしてアフロディーテ、覚えてますか?
そうです。ギリシャ神話のバラ編にも出てきた、美と愛の女神アフロディーテです。
アフロディーテはとても魅力的で誰もが自分の妻にしたいと思うほど美しい女神であったとされています。
そのアフロディーテという名を持つ胡蝶蘭はその美しさがすべての人々に愛され認められていたという事でしょう!
ではでは胡蝶蘭の花言葉を見てみましょう
花言葉は、「幸福がやってくる」「変わらぬ愛」です。
さらに色によっても花言葉があって
白は「清純」
ピンクは「あなたを愛します」です
花言葉からも結婚式にもぴったりなお花ですね。
白い胡蝶蘭は清純なイメージの花嫁にぴったりなのでウェディングブーケによく用いられています。 純真無垢な花嫁を象徴する花として、花嫁の花とも呼ばれるそうですよ!
ピンクの胡蝶蘭はプロポーズにいかがでしょうか?「あなたを愛します♡」
めでたく結婚となれば奥様は結婚式のお色直しにピンクの胡蝶蘭のブーケを、そして旦那様はピンクの胡蝶蘭のブートニアをつけて登場。。。
そして司会の方にこのストーリーを紹介してもらいながらの入場。。
キャー!妄想ですがこんなの素敵すぎます!!
記念日には毎年胡蝶蘭の花が送られて。。。
きっときっと、一生忘れられないお花になることでしょう!!
誰か〜!お願いします!!♡
ということで、今日はギリシャ神話 ラン のお話でした。
次回はまた違うお花を紹介しますね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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