2019年04月30日

バラの歴史 ベルサイユのバラとバラのパトロンジョセフィーヌから受け継がれる歴史の分岐点「オールドローズとモダンローズ」

おはようございます。

とうとう平成最後の日
いかがお過ごしですか?

東京はあいにくの雨で寒いです☔
明日、令和初日も曇り模様のようですね。
あまりはしゃぎすぎずに過ごしましょうということでしょうか(笑)


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2日からはお天気も回復するようですので、GW後半はお出かけ日和がありそうですね☀


北海道の南のほうはまさにGWは桜が見頃ではないでしょうか?
長い冬が終わり、木々や花々が芽吹く時期。そろそろ春到来。深呼吸の気持ち良い季節がやってきますね!あー!北海道行きたいー✈


さて、気を取り直して…
先日から引き続き「バラの歴史」後編です。

前回は…
ローマ帝国の美と繁栄の象徴だった「バラ」。
そんなローマ時代の衰退と共に、権力の象徴だったバラは一般人の栽培が禁止され、教会や修道院でひっそりと栽培されていました。

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ローマ時代が衰退し11世紀にはいると、聖地エルサレム奪還のために十字軍が中近東へ派遣されました。その際にそれまで人々に忘れさられていたバラに出会い、ヨーロッパへと持ち帰られました。

そしてバラは14~15世紀にイタリアを中心におこった古代ローマ文化の復興運動「ルネッサンス」の象徴となりました。

ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』『春』には、ガリカローズ、ダマスクローズ、アルバローズであろうバラが描かれています。他にもバラを描いた作品が多く誕生しました。

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その後、バラを愛したルイ16世の王妃マリーアントワネットによって「ベルサイユのバラ」が花開きます。

ただ、当時のバラは香料として使われる「バラ水」の原料として栽培されていたため、現在の観賞用のバラよりは地味ですし、色も、白・ピンク・赤紫程度しかありませんでした。

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所変わって中国では、紀元前の前漢の時代からバラが栽培されていました。

中国のバラはヨーロッパのような香料用ではなく「観賞用のバラ」として歴史を刻んできました。
赤・白・ピンク・淡黄・赤紫と色も豊富で、一重・八重・剣弁咲き・丸弁咲きなど花型も豊富でした。

ちなみに日本には鎌倉時代後期に庚申薔薇(長春花)として渡来します。


19世紀にはいるとヨーロッパは大航海時代をむかえ、東インド会社に代表されるアジアの植民地化が進みます。

ナポレオンの王妃ジョセフィーヌは夫のナポレオンが海外遠征をするたびに中国をはじめ各国からバラを持ち帰らせたり、プラントハンターを派遣して250種の珍しいバラを集めマルメゾン宮殿にバラ園を造りました。

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ジョセフィーヌは園芸家アンドレ・デュポンを雇いバラの交配もはじめます。

ここでバラの人工交配が初めて成功し、数々の品種が誕生しました。
このジョセフィーヌの活躍でヨーロッパのバラが4000種にまで増えたと言われています。

このことからジョセフィーヌは「バラのパトロン」と呼ばれ現代バラの礎を築きました。

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19世紀に入りフランスのバラ育種生産会社・ギヨー社の2代目ジャン=バプティスト・ギヨー・フィス完全な四季咲き性を備えたバラと、ダマスク系の芳醇な香りをもつバラの交配が成功し、ハイブリットティー品種「ラ・フランス」が誕生します。

「ラ・フランス」は1867年フランスで開催された新種のバラの品評会で優勝しました。

これ以降、現在の私たちがよく知る、春から秋まで繰り返して咲く大輪のハイブリットティーという新しいバラの系統が世界を席巻していきます。



この「ラ・フランス」を起点として、それ以前栽培されていたバラをオールドローズ以降に作られたバラをモダンローズと呼んでいます。


出典
オールド・ローズ花図譜」野村和子著/小学館/2004年
バラ時間 by花時間」株式会社KADOKAWA 著/ファミマ・ドット・コム/2014年
蓬田バラの香り研究所 ( http://www.baraken.jp/index.html
岐阜大学 応用生物科学部 園芸学研究室の福井博一教授 公式個人サイト ( https://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/


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ということで、どうやって現代のバラが栽培されてきたかの歴史を紐解いてみました。

いつの時代もバラの美しさと香りは人々を魅了し、心を癒やしてきたことがわかります。

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もっともっと深く研究していくととんでもない広さ深さになるバラの世界を少しだけのぞいてみました。


品種改良の歴史がよりバラを美しく香り高くしてきました。母の日はバラの香りに癒やされてください。




posted by LIFE DECO_aoyama at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | 今日のフラワーギフト | 更新情報をチェックする