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今回はオーストラリアの国花をご紹介させて頂きます。
オーストラリアの国花は、ゴールデンワトル ( Golden Wattle Acacia Pycnantha ) です。
世界では1200種ほど、オーストラリアだけでも700を超える種をもつといわれる、
マメ科アカシア属のうちの1種で、
フランスでは "ミモザ" という名前をもつほか、
日本では "黄金アカシア" と呼ばれることがあることからもわかるように、
黄色いお花を咲かせます。
オーストラリアがまだイギリスの植民地下にあった1899年、
現在のビクトリア州に、"ワトルクラブ" という組織を発足させた アーチバルト・キャンベル氏が、
毎年9月に "ワトルデー" をもうけたこともあり、愛国心を象徴づけるお花として、
オーストラリア国民の間に浸透していったといいます。
また、初期の入植者たちが、ワトルの枝を利用して泥壁打ちの小屋を建てたことからも関係性が深まり、
1908年、オーストラリアの紋章として認められ、
ついに1912年9月12日、同国の国花に指定されました。
現在は硬貨や切手の図柄にも採用されています。
穂状のお花を咲かせるものもあれば、球状のお花を咲かせるものもあるワトルですが、
特に球状のお花のかわいらしい印象からは 少し意外性を感じてしまうことに、
およそ10mほどにまで成長するものもあるうえ、トゲをもっています。
アカシア属全体の花言葉としては、
「秘密の恋」「優雅」「友情」
などがあります。
これらは、昔のインディアンの若い男女間における愛の告白の様子が関係しており、
男性がアカシアのお花を女性に手渡し、女性が無言で受け取れば告白成功!という慣習があったそうです。
また、オレンジのアカシア属のお花に関しては、
「エレガント」という花言葉もあります。
ゴールデン・ワトルは、オーストラリアまで足を運べば 初春から夏にかけて、
同国全土で見られるチャンスがあるようですが、
日本でも、白樺リゾート 池の平ファミリーランドさんで、
9・10月、特に10月初旬~中旬頃をピークに「黄金アカシアの丘」が見られます。
来年はぜひ、この黄金アカシアに囲まれて秋を感じてみてはいかがでしょうか・・・?
日本の22倍の国土を誇るオーストラリアでは、地域によって気候条件も変わってきます。
そのため、国花だけでなく州ごとに州花も定められているようなので、
次回はそちらをご紹介したいと思います♫
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