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2016年05月31日
シャクヤク/芍薬 (Paeonia lactiflora)
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2016年05月22日
National Flower [ 国花 ] パナマ(共和国)編
🌸アクセスありがとうございます🌸
こんにちは。
今回はパナマの国花をご紹介します♫
パナマと言えば、つい最近も”パナマ文書”が公開されたり、
”パナマ病”
(あまりポジティブなニュースではないかもしれませんが)
話題になっていたので 名前は知っている! という方が多いのではないかと思います。
同国は、
言語はスペイン語が話されています。
世界幸福度ランキングで上位にあがっていることでも、
さて、本題に入りますが・・・
パナマの国花は、エスピリト・サント / 学名:ペリステリア・エラータ(Peristeria elata) という蘭で、『聖なる精神の花』と呼ばれています。
エスピリト・サント自体は、『精霊』を意味する言葉で、
このお花も 名前にふさわしく とても綺麗な白を魅せます。
内側の花びらが、鳩が翼を広げたように見えることや、
混じりけのない純粋な白が鳩を連想させることなどから、
日本では『ハト蘭』とも呼ばれていて、平和や愛を象徴します。
開花時期は8~9月なので、今年はこれからがシーズンです!
しかしこのお花、乱獲や熱帯雨林の減少を原因に、
絶滅危惧種に指定された 貴重なお花なのです。
保護活動に取り組まれている方々もいらっしゃるようです。
見ているだけで心が透き通るような気持ちにさせてくれ、
純粋さを感じるエスピリト・サント。
いつまでもどこかで白の輝きを放っていてほしいですね。
次回も世界のどこかの国の国花をご紹介します♫
🌸最後までお読みいただきありがとうございました🌸
2016年05月19日
National Flower [ 国花 ] 中国編
🌸閲覧ありがとうございます🌸
2回目の今日は 中国(China) の国花をご紹介します
中国の国花は 牡丹 ( peony/ピオニー ) です
(※諸説ありますが、ここでは牡丹とさせて頂きます※)
-基本情報-
開花時期:4~6月
花言葉:富貴 高貴 風格 恥じらい 壮麗
誕生花:3/20・5/3・7/24・12/17(冬牡丹)他
-参考情報-
日本別称:名取草・二十日草・深見草
中国別称:富貴花・花神・花王(豆知識:日本の某大企業のネーミングとは無関係)
牡丹は中国原産のお花で、同国では 別称が『花王』『富貴花』と設定されている通り、
古くから お花の中のお花 として とても大切に、そして愛されてきました。
特に唐の時代に大ブームを迎えていたようです。
日本でも、花言葉に『高貴』『富貴』などがふくまれており、
鎌倉時代の五摂家のひとつ ”近衛家”を代表として、以降江戸時代にも、
家紋に広く取り入れられた 人気の高いお花でした。
もともと奈良時代に日本にやってきたときには ”薬用”として用いられていましたが、
平安時代以降は 鑑賞用としても用いられるようになり、
『枕草子』『栄花物語』などの文学作品に登場しています。
ちなみに牡丹の中には、中国牡丹と日本牡丹があり、この2種は 咲き方が異なります。
中国牡丹の方が日本のものに比べ 花びらの開き方が大きくなっているのです。
大胆な咲き方の方が好みだ という方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は中国牡丹は日本の気候では栽培が難しく、日本で購入する場合 かなり値が張ってしまうのです。
双方の違いを自分の目で確かめたい!という方は、
(今年はもう開花時期が終盤を迎えてしまっているので来春にでも・・・)
上海ディズニーランド開業を機に是非中国に足を運んでみてはいかがでしょうか?♫
次回は北米大陸と南米大陸の境に位置する、パナマの国花をご紹介したいと思います!
お楽しみに・・・
🌸最後までお読みいただき有難うございました🌸
2016年05月06日
National Flower [ 国花 ] 日本編
閲覧ありがとうございます。
これから世界各国の国花をご紹介する記事を書かせて頂きます。
そもそも『国花』とは・・・
その国その国 の 国民に最も愛されている、国の象徴ともなるお花のことを言います。
お花に限らず、ベトナムの竹、イスラエルのオリーブ、ハイチのダイオウヤシ、カンボジアの稲のように、樹木や農作物などが指定されることもあります。
初回は 日本 ( Japan ) !
日本の国花は 桜 ( cherry blossoms ) と 菊( chrysanthemum )です。
桜といえば、今年の春は お花見に行かれましたか?
東京の満開は平年より3日早い3月31日でした( 気象庁情報 )
卒業式や入学式などが多い"春"に咲く桜は、
出会いと別れをより印象深いものにします。
思い入れのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
『菊』と聞いて、輪菊や小菊を思い浮かべてしまうと、
お供えに使われる印象が強いため、ネガティブな印象をお持ちかもしれません。
しかし実は、菊は『マム』と呼ばれて 花束やギフトで大活躍しているのです!
( キク科のダリアに似ているため見間違えてしまうことも・・・ )
特にピンクやオレンジのマムは、とてもかわいらしく、明るい印象を与えます。
次回は、いま上海ディズニーランドが話題になっているご近所さん 中国の国花をご紹介したいと思います!
🌸最後までお読みいただき有難うございました🌸
2016年05月03日
二十四節気七十二候”穀雨”編
こんにちは。
今日は二十四節気の6番目にあたる穀雨のご紹介です。
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(二十四節気七十二候とは?)
http://lifedeco2008.seesaa.net/s/article/421348813.html
☆二十四節気 <穀雨>
穀雨(こくう)
穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。
この季節の終わりには、夏の始まりを告げる八十八夜が訪れます
◯期間
4月20日頃(2016年は4月20日)から立夏(2016年は5月5日)までの期間。清明から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく穀雨期間の候をご紹介します!
◯初候・・・葭始めて生ず(あしはじめてしょうず) 4/20~4/24頃
水辺の葦が芽を吹きはじめるころ。
夏には背を伸ばし、秋には金色の穂が風になびきます。
◯次候・・・霜止んで苗出ず (しもやんでなえいず) 4/25~4/29頃
霜のおおいがとれ、健やかに苗が育つころ。
種籾が芽吹き、すくすくと、あおあおと伸びていきます。
田植えの準備が始まり、活気にあふれている農家の様子が連想できます。
◯末候・・・ 牡丹華さく (ぼたんはなさく) 4/30~5/4頃
牡丹の花が咲き出すころ。中国では、
牡丹は花の王さまというほど愛でられてきました。
☆穀雨の旬の行事、旬の日
「八十八夜(はちじゅうはちや)」
八十八夜とは、立春から数えて88日目の夜のこと。
毎年5月2日頃にあたります。(2016年は5月1日)
この数日後は立夏にですから、もうすぐ初夏を迎える時期。
(夏のち~かづく、は~ちじゅうはーちーやー♩)
という歌もありますよね!
米という文字は、八と十と八を重ねて出来上がることから
その米を作る農家の人達にとって、八十八夜は特別な日でもあり、この日を境に気候も安定してくる事から、縁起のいい農の吉日とされています。
田んぼの苗代(なわしろ)を作ったり、作物の種を蒔いたり、野菜の苗を植えるなど、目安の日が八十八夜でした。
現在でも、八十八夜の日に農作業の開始を祝う神事を行う地域が残っています。
また、茶摘みの季節でもあり、八十八夜に摘んだ茶葉は、長寿の薬とも言われたそうです。
ちなみに、茶摘みに関してですが、日本では年に3回茶摘みが行われるそうです。
1回目が4月下旬~5月上旬、
2回目は6月下旬~7月上旬、3回目が8月下旬。
1回目に摘まれた茶葉が、一番茶となり、二番茶、三番茶と続きます。
なので、そうです!一番茶を摘む時期が、ちょうど八十八夜の頃なんです。
八十八夜に摘んだ一番茶は、香りやさしく、ほのかに甘みのする新茶です
きっと、体にも心にもしみわたる美味しさのはずです。
☆穀雨の旬の食べ物
○野菜&果物・・・・新ごぼう、よもぎ&草餅、こごみ、筍 etc,,,
「よもぎ」
よもぎは草餅の材料になることから、モチグサという愛称のような別名も。
旬は4月~8月。
苦味まろやかで香りのいい、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なよもぎは、美味しい薬草です。
○魚介類・・・鯵(あじ)、いとより、サザエ、etc…
「サザエ」
つぼ焼きや、刺身で食べるのが美味しいサザエ。
旬は3~8月。荒波に揉まれて育つと、流されないように角がとんがり、静かな内海で育つと突起が殆ど無いと言います。
とは言え角の有無は味には関係ないとか。触るとキュッと蓋を閉じる、活きのいいのを選びましょう!
☆旬の草花
チューリップ、牡丹、etc…
「チューリップ」
品種によって、チューリップの開花時期は少しずつ変わります。トルコ原産の花は、オランダで愛され、日本では新潟や富山で栽培が盛んです。
「牡丹(ぼたん)」
華やかに咲く牡丹は、古の中国で人気を誇った花だそうです。開花時期は4~5月、富貴草、百花王、天香国色など褒め称える別名を多く持っています。
今日はここまでで
次回は二十四節気の7番目にあたる、『立夏』のご紹介です
最後までお読み頂きましてありがとうございます!
2016年05月02日
二十四節気七十二候”清明”編
二十四節気七十二候”清明”編
こんにちは。
今日は二十四節気の5番目にあたる清明のご紹介です。
(二十四節気七十二候とは?)
http://lifedeco2008.seesaa.net/s/article/421348813.html
☆二十四節気 <清明>
清明(せいめい)
清明とは、すべてのものが清らかで生き生きするころのこと。
若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です
◯期間
4月5日頃(2016年は4月5日)から穀雨(2016年は4月19日)までの期間。春分から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく清明期間の候をご紹介します!
◯初候・・・玄鳥至る(つばめきたる) 4/5~4/9頃
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を渡って、日本にやってくる頃。
つばめの飛来は、本格的な春と農耕シーズンを表しています。
◯次候・・・鴻雁北へかえる(がんきたへかえる) 4/10~4/14頃
日が暖かくなり、雁が北へ帰っていくころ。
夏場はシベリアへ、また秋には日本へ渡ってきます
◯末候・・・ 虹始めて見る(にじはじめてあらわる) 4/15~4/19頃
春の雨上がり、空に初めて虹がかかるころ。
これから夏にかけて、夕立の後に多く見られる季節です
☆清明の旬の行事、旬の日
「清明祭(シーミー)」
沖縄の三大行事の一つ。
中国から伝わったとされ「清明の節」の期間に先祖のお墓に親戚が集まり門中墓にお参りし、お線香やお花、お酒、重箱につめた料理をお供えし供養します。
供えた後は御三味(うさんみ)と呼ばれる鶏肉、豚肉、魚を蒸したもの(地域によって異なる)をいただきます。
泡盛を飲みサンシンを弾き、歌い踊って楽しむ行事です。
基本的には清明の入りから15日以内に行うのが基本ですが、現代では休日に行うことが多ようです。
沖縄のお墓の前は「清明祭」をするための広いスペースがちゃんと設けてあります。
ここで、お重を囲んで宴が催されるのだそうです。気候もいい頃ですし、今ではピクニック感覚でどのお墓もとても賑やかだとか。
☆清明の旬の食べ物
○野菜&果物・・・・行者にんにく、たらのめ、三つ葉、新じゃが etc,,,「行者にんにく」
山で修行する行者が食べて精をつけた事から、その名がついたとか。
旬は4月~5月。北海道や近畿より北の山深くに自生し、生育に5~7年かかる稀少な山菜です。
βカロチンが豊富で、ビタミンB1の吸収を助けるため、肉や魚と一緒に食べるとGoodだそうです。
○魚介類・・・初がつお、ホタルイカ、めばる、桜海老etc…「初がつお」
かつおの旬は年二回。
初がつおの春と、戻りがつおの秋。
春は脂が少なくさっぱりした味でたたきがオススメのようです
☆旬の草花
コデマリ、花水木、レンゲ草、小楢(こなら) etc…
「小楢(こなら)」
雑木林の代表的な落葉広葉樹。
開花時期は4月~5月頃
薪や木炭になり、村の暮らしを支えてきました。
春に若葉が萌え、花を咲かせ、秋にはどんぐりを実らせます
地面に落ちたどんぐりからも、また芽が生えていきます
今日はここまでで
次回は二十四節気の6番目にあたる、『穀雨』のご紹介です
最後までお読み頂きましてありがとうございます!