こんにちは!
以前、ギリシャ神話に基づいてバラの由来をお勉強しましたが、
今日はもっと現実的にバラの歴史を勉強してみたいと思います。
バラは、知らない人はいないぐらい有名で、皆さんに愛されている人気のお花、言わばお花の女王様です!
毎年品種改良により新品種が出されているので正確に何種類あるかはわからないのですが、世界には少なくとも3万品種以上あると言われています。
バラの歴史はかなり古く地球上に表れたのは5000万年前だそうです!
初めて人間によって描かれたのは紀元前5000年頃のメソポタミア文明の頃で「ギルガメッシュ叙事詩」に記されているようです。
最初は薬用、香料として栽培される事が多かったようですが、観賞用として現在のバラの基となるような品種改良が行われるようになったのは19世紀になってからのようです。
『バラとジョセフィーヌ皇后』
バラの母と言われてもいいいほど、バラとフランスのジョセフィーヌ皇后は深い関係にあります。
(せっかくなのでジョセフィーヌについても少し勉強してみましょう!!)
ジョセフィーヌは1796年にあの有名なナポレオンと結婚し、1804年ナポレオンが「皇帝陛下」として即位すると、ジョゼフィーヌも「皇后陛下」となりました
1810年には嫡子が生まれないことを理由にジョゼフィーヌは離縁され、離婚しています。
彼女はパリ郊外のマルメゾン城で余生を送りましたが、多額の年金を支給され、死ぬまで「皇后」の称号を保持することを許されました。
ジョセフィーヌはもともと裕福な家庭の育ちで大変な浪費家だったようです。
贅沢な食事やドレスや靴、植物の収集、特にバラをこよなく愛しナポレオンが戦争中の敵国からも苗などを収集していたようです。
世界中からバラの原種を収集し、その数は250種類にものぼったとか。
こうして集められたバラはマルメゾン宮殿の庭に植えられ、あと園芸家、アンドレ・デュポンと言う人に管理を命じて、人為交配(人工授粉)による育種の技術が確立されました。
ジョゼフィーヌ没後も彼女の造営したバラ園では原種の収集、品種改良が行われ、19世紀半ばにはバラの品種数は3,000を超え、これが観賞植物としての現在のバラの基礎となったとの事です
ジョセフィーヌのバラへの執念がなかったら私達が今日、目にしているバラの品種は存在しなかったかもしれませんね。
まさに、バラの母です!!
マルメゾン宮殿もぜひ一度行ってみたいものです。
またジョセフィーヌはバラの品種を記録する事も忘れず、
"画家 ピエール・ルドゥーテに記録として描かせ、有名な「バラ図譜」が生まれました。
このバラ図譜は当時のバラ169品種の絵を残しています。
モダンローズの第一号「ラ・フランス」の誕生
ジョセフィーヌの尽力もあって彼女の没後もバラの発展は衰える事はなく、
1867年フランスの育種家ジャン・バプテスト・ギヨーの手によりついに"ハイブリッドティー"(四季咲きで大輪一輪咲きの品種) のバラ「ラ•フランス」が誕生します。
今、皆さんがお花屋さんなどで見かける切り花のバラの一輪咲きは、ほとんどこのハイブリッドティー系統になります。
二季咲き性を有した大輪のバラに、四季咲性を有するバラを交配し、両方の長所を併せ持ったこの品種が誕生しました。
この後にバラの品種改良がより一層発展したの事です
ラ・フランスは明治時代に、「天地開」という名称で日本でも栽培されていました。
ラ・フランス誕生以前のバラを「オールドローズ」、
誕生以降のバラを「モダンローズ」と称します。
現在は、品種改良が進んで進んで、お花屋さんにも本当にいろんな種類のバラが並べられています。
名前を覚えるだけでも大変です!!
色も本当に豊富で、珍しいものだと黒に近いような色合いや青、アンティーク調のお洒落な色までかなり豊富です。
皆さんはご自分の好きなバラありますか??
たまには忙しい毎日にふとお花屋さんに一歩足を踏み入れて、バラの観察も楽しいかもしれません。
美しいバラ達に視覚から嗅覚、心も癒されますよ〜
ライフデコではバラを豊富に使ったレッスンや、時期によってはバラフェアーなどなど、バラのイベントも行なっていますので、要Check!で是非お気軽に参加してみて下さいね〜
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