ギリシャ神話にまつわるお花達 ユリ編
こんにちは。
今日は誰もがご存知のお花、ユリのお話です。
お花屋さんでは年中見かける事ができる、凛とした品のある姿が印象的なユリは、とっても甘い匂いに癒されて、しかも長持ちする優秀なお花です!
それでは一緒にギリシャ神話、ユリの勉強をしていきましょう。
ユリはギリシャ神話の中で英雄"ヘラクレス"の誕生と 女神の最高神"ヘラ”に由来します。
(ヘラクレスは全能の神ゼウスと、人間との間に誕生した半神半人の男です)
浮気者のゼウスは、姉であり、また妻でもある女神の最高神"ヘラ"がいながら、人間アルクメーネの美貌に魅せられて浮気をします。その時このヘラクレスが生まれました。
生まれたヘラクレスを不死身にするには嫉妬深いゼウスの妻ヘラの乳を与えなければいけません。
そこでゼウスはヘラが寝ている間に、ヘラクレスにヘラの乳を飲ませましたが、気付いたヘラは手で払い除けてしまいました。
この時、口からこぼれた母乳が飛び散り天に飛んだものが"天の川"になり、地上にこぼれたのが白いユリの花になったと言われています。
なるほど。。
"天の川"は英語で言うと「ミルキーウェイ」直訳すると「乳の道」。
そういう事だったんですね!
調べると女神の最高神"ヘラ"は嫉妬深い女性という話が多いのですが、ヘラは同時に結婚や家内の安全をつかさどる母なる女神でもあり、 実際にヘラを家の守り神として崇める人は多いとの事です。
ヘラの母乳が永遠の命を授けるという逸話は、彼女が命と子孫を守る神である証。
そしてこのヘラの乳がこぼれて生まれたのがユリ。。なんと神秘的。。
ユリはヘラを象徴する花、ヘラの花とされ、純潔の象徴
とも言われているそうです。
ユリの花言葉の純潔はどうやらヘラが由来のようですね!
古代ギリシャでユリは貞節と結婚の女神ヘラの花とされていて結婚式では花嫁の頭をユリで飾ったと伝えられています。
更に調べるとヘラは英語ではジュノーと呼ばれるそうで、
これは6月を表す「June」の由来となっているとか。
幸せになれると言う事で人気がある
ジューン・ブライドは、おそらく彼女の役柄からきていると思われるそうです。
ヘラ、すごいです!
ギリシャ神話ユリ編、いかがでしたか??
私も調べていて勉強になりました! ギリシャ神話の神様達、とても人間味があってハチャメチャですが、でも神様だから何をやっても許されてしまうんでしょうね〜
兄弟間での結婚とかビックリです!!でも神様なので。。
ギリシャ神話とは関係ないのですが日本語でユリがなぜユリという名前になったのが気になりました。
由来はユリの形状に由来しているそうです。
ユリは花が大きく、その割に茎が細いです。なので風に吹かれると花がゆさゆさと揺れることから「揺り」これが変化してユリになったそうです。
長文、最後までお読み頂きましてありがとうございます!
次回はまた違うお花の紹介をされて頂きたいと思います!!
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posted by LIFE DECO_aoyama at 19:29|
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