2016年03月21日
フリチラリア
2016年03月20日
二十四節気七十二候”春分”編
こんにちは。
今日は二十四節気の4番目にあたる春分のご紹介です。
(二十四節気七十二候とは?)
http://lifedeco2008.seesaa.net/s/article/421348813.html
☆二十四節気 <春分>
春分(しゅんぶん)
春分とは、太陽が真東から昇り、西に沈む日のこと。
昼と夜が同じ長さになる春分の時期を二十四節気の大きな節目のひとつとします。
◯期間
3月21日頃(2016年は3月21日)から清明(2016年は4月4日)までの期間。啓蟄から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく春分期間の候をご紹介します!
◯初候・・・雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう) 3/21〜3/25頃
雀が枯れ草や毛を集め、巣を作りはじめる頃。
瓦の下や屋根の隙間などからひょっこり顔をのぞかせます
◯次候・・・桜始めて開く(さくらはじめてひらく) 3/26〜3/30頃
その春に初めて桜の花が咲くころ。
全国各地から桜の開花が聞こえてきます
古来、人は桜を愛で、数々の歌を詠んできました
◯末候・・・ 雷乃声を発す( かみなりこえをはっす) 3/31〜4/4頃
春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ。
恵みの雨を呼ぶ兆しとして、喜ばれたそう
季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもあります。
☆春分の旬の行事、旬の日
《春のお彼岸》
「暑さ寒さもお彼岸まで」というように、季節の節目にお彼岸はあります
お彼岸は、3月と9月の年2回あり、今ではそれぞれ春分の日と秋分の日と結びつき、墓参りなどをする年中行事となりました。
春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼びます
今年の春のお彼岸は 3/17〜3/23までで、
彼岸入りー3月17日 、中日ー3月20日<春分の日> 、彼岸明けー3月23日となります。
仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を"彼岸"といい、
その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を"此岸"(しがん)といいます。
そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。
《エイプリルフール》
一説によると、エイプリルフールのはじまりはヨーロッパ。?
かつては4月4日を新年として春のお祭りを開いていましたが、十六世紀フランス王のシャルル9世が新年を1月1日に改めました。
それに反発して、4月1日を「うその新年」とよび、お祭りにしたとか。
これもうそか本当かわかりませんが。
☆春分の旬の食べ物
○野菜&果物・・・・蕗(ふき)、アスパラガス、うど、つくし etc,,,
「蕗(ふき)」
蕗の旬は4月〜6月。数少ない日本原産の野菜です。
各地の野山に自生していますが、食用とされるのは、愛知産の早生ふきが主。
青々しい独特の風味も、ほろ苦さも春ならではです。
葉は緑が濃く、黒ずみのないものを。 茎は適度な太さで、赤みがかったものを選ぶのがコツだそうです!
○魚介類・・・帆立貝、さくらえび、真鯛etc…
「帆立貝(ほたてがい)」
旬は産卵をひかえる冬から春にかけて。
特に3月頃が美味しいようです
名前の由来は、殻が開いた時の様子が帆を立てた船に似ているからだそうです。
☆旬の草花
たんぽぽ、木蓮(もくれん)、桜、チューリップ etc…
「木蓮」
3月下旬〜4月にかけて、木蓮の咲く時期が訪れます。
空へ向けて、手のひらを広げるように咲く姿が美しい花です。
白い花を咲かせる白木蓮(ハクモクレン)や、紫の花をつける紫木蓮(シモクレン)があります
今日はここまでで
次回は二十四節気の5番目にあたる、『清明』のご紹介です
最後までお読み頂きましてありがとうございます!
2016年03月11日
二十四節気七十二候”啓蟄”編
こんにちは。
今日は二十四節気の3番目にあたる啓蟄のご紹介です。
(二十四節気七十二候とは?)
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☆二十四節気 <啓蟄>
啓蟄(けいちつ)
陽気に誘われ、土の中で冬ごもりをしていた虫たちが目覚め動きだすころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配が感じられます。
◯期間
3月6日頃(2016年は3月6日)から春分(2016年は3月20日)までの期間。雨水から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく啓蟄期間の候をご紹介します!
◯初候・・・蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく) 3/6〜3/10頃
冬ごもりしていた虫が姿を現し出すころ。
虫に限らず、さまざまな生き物が目覚めはじめます。
◯次候・・・桃始めて笑う(ももはじめてわらう)3/11〜3/15頃
桃のつぼみがほころび、花が咲き始めるころ。
花が咲くことを昔は笑うと言っていました
◯末候・・・ 菜虫蝶と化す( なむしちょうとかす)3/16〜3/20頃
冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。
柔らかな春の日を浴びて、羽がみずみずしく輝きます
☆啓蟄の旬の行事
《十六団子の日》
3月16日は、田の神様が山から里へ下りてくる日で、十六個の団子を作ってもてなしました。収穫が終わる秋には山に戻っていきます。
この神様の移動日である三月と十一月の十六日に、16個の団子を供える事を「十六団子」と言います。田の神荒れといって、この日(3/16)は天候が荒れやすく、神様に出くわさないよう、田んぼに行ってはいけない事になっていたとか。
《菰(こも)はずし》
啓蟄を迎えると"菰はずし"が行われます
菰(こも)というのは、松の幹に巻きつける、藁(わら)でできたものです。冬に松の木を害虫から守るために「菰巻き」という事が行われていましたこれを外すのが啓蟄の時とされています
☆啓蟄の旬の食べ物
○野菜&果物・・・・わらび、ぜんまい、新たまねぎ、葉わさびetc,,,
「新たまねぎ」
たまねぎの歴史は古く、古代エジプト時代まで溯ります。
日本に入ってきたのは明治時代
春先に出回る新たまねぎは、みずみずしく甘みがあり生食向きです。
目にしみる香味成分の硫化アリルは、胃の働きを活発にします。ポリフェノールを多く含むので、血液をサラサラにしてくれます。
○魚介類・・・さより、さわら、青柳(あおやぎ)etc…
「青柳」
2月〜4月が旬の青柳。
江戸前には欠かせない貝で、身は寿司ネタに、貝柱は天ぷらにうってつけのようです。別名は”バカガイ”とも。
☆旬の草花
桃、かたばみ、すみれetc…
「桃」
桃は三月下旬〜四月上旬ごろに開花します。
昔話の桃太郎にも出てきますが桃には邪気をはらう等の意味がこめられています。桃の花には長寿や魔よけパワーがあるとかないとか。
桃が持つ不思議な力によって人々が救われたという数多くの伝説?からも、そのパワーの強さがわかります。
このような理由から、生命力の象徴ともいえる桃をひな祭りに飾る習慣が続いているようです
今日はここまでで
次回は二十四節気の4番目にあたる、『春分』のご紹介です
最後までお読み頂きましてありがとうございます!
2016年03月03日
多肉植物に寄せ植え
2016年03月01日
二十四節気七十二候”雨水”編
こんにちは。
今日は二十四節気の2番目にあたる雨水のご紹介です。
(二十四節気七十二候とは?)
http://lifedeco2008.seesaa.net/s/article/421348813.html
☆二十四節気 <雨水>
雨水(うすい)
雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出す頃のこと。
昔からこの季節は農耕の準備を始める目安とされていました
◯期間
2月19日頃(2016年は2月19日)から啓蟄(2016年は3月5日)までの期間。立春から数えて15日目頃です。
☆七十二候
ではさらに細かく雨水期間の候をご紹介します!
◯初候・・・土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)2/19〜2/23頃
早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地がうるおいめざめる頃。
寒さもゆるみ、眠っていた動物も目覚めます。
◯次候・・・霞始めて靆く(かすみはじめてたなびく)2/24〜2/28頃
春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。
遠くかすかな眺めが、ほのかに現れては消える移ろいの季節
春に出る霧を霞(かすみ)と呼び、夜の霞は朧(おぼろ)と呼ばれます。
◯末候・・・ 草木萌え動く( そうもくもえうごく)3/1〜3/5頃
しだいに和らぐ陽光の下、草木が芽吹き出すころ。
冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現れはじめる季節
☆雨水の旬の行事
《桃の節句(上巳の節句)》
みなさんがご存知の通り3月3日は女の子のためのお祭り、「ひな祭り」ですよね。
三月三日の上巳の節句、幸せを祈り健やかな成長を祈る儀式を行います
上巳の節句(じょうしのせっく)、またはみなさんが聞き慣れている"桃の節句"といいます
現在はひな祭りとも言われ、雛人形を飾りますが、
もともとは人形が身代わりになって邪気を祓うと信じられていたことから、流し雛の儀式が起源となっています。
また中国では古くから、桃の木には体の悪いものを取り除く力があると考えられていました。
桃に対するその考え方が日本に伝わって”ひな祭り”の時に桃が使われるようになったそうです。
女の子のための3月3日"桃の節句”に対し、5月5日は男の子の"端午の節句"があります
◎ ひな祭り(桃の節句)のお祝いのしかた
3月3日までにひな人形を飾って、ひなあられやひし餅をお供えし、
伝統的な祝い膳の"ちらし寿司"や"はまぐりのお吸い物"などの豪華な料理でお祝いします。
ひな人形は、母と娘が一緒に飾り付けをすることで、愛情が受け継がれていくといいます
?なぜ「ちらし寿司」?
春になると、新鮮な魚介類が色々とれます。
つまり、新鮮な物を食べさせて健やかに育ってほしいという願いが込められているのです。
「ちらし寿司」は、栄養満点ですし、きれいに華やかに飾ってふるまうというわけのようです
?なぜ「はまぐりのお吸い物」?
これにもとっても素敵な意味があります。
ハマグリは、絶対に対の貝殻にしかぴったり合わないことから、女の子が将来とっても幸せな結婚ができますようにとの、
大人たちからの願いが込められているそうです。
また片付ける時期ですが、
地方によっては雛人形は3月3日が過ぎたらすぐに片付けないと婚期が遅くなると言われている地方がありますので、あまり長く飾らないよう要注意です!!
☆雨水の旬の食べ物
○野菜&果物・・・・春キャベツ、辛子菜、菜花etc,,,
「春キャベツ」
春キャベツには独特の丸みがあり、重なりや巻きが緩やかなため、葉が柔らかいのが特徴です。
○魚介類・・・飛魚(とびうお)、ハマグリ、素魚(しろうお)etc…
「飛魚」
波の間を飛び跳ねる飛魚。
春から夏にかけてが旬です。そのままで食べても美味しいですが、煮干しとしても美味しいです
☆旬の草花
緑はこべ、木瓜(ぼけ)、椿、つくしんぼう、ヒヤシンス、etc…
「緑はこべ」
太陽の光を受けると開く白い小さな五弁花は、雨や曇りの日は閉じたままです
そして閉じた花の中でおしべがめしべに花粉を渡します。
家の辺りや道ばたなどで普通に見かける野花です。開花は2月〜6月頃。
今日はここまでで
次回は二十四節気の3番目にあたる、『啓蟄』のご紹介です
最後までお読み頂きましてありがとうございます!